恋の出会いとしては高確率な場でもある社内恋愛ですが……。
実は、そのお付き合いの仕方によってはリスクが伴い、職場の皆さんにも多かれ少なかれ影響を与えるかもしれない可能性は、考えたことはあるでしょうか?
そんなリスクを回避するために必要なことを、確認していきたいと思います。
交際宣言はする? しない?
基本的には、宣言しないほうが無難です。
仕事の件で彼と話していたら「仕事中にイチャイチャしている」と思われた、仕事のミスを「恋愛で浮かれているから」という言い方をされたという事例もあります。
中には、社内恋愛を禁止している会社もあるくらいですから、気になる方は就業規則を確認しておきましょう。
社内では“付き合う前の2人”で
社内では、彼氏との時間の作り方には、特に気を遣ってください。
同じ社内でいつも顔を合わせることになるので、何となくアイコンタクトを送ってしまう、話し方に以前と違いが出てしまうなどやってしまいがちですが、そこは我慢。
お互いの呼び方も、付き合いだしてから変わった場合は気をつけましょう。
いつもと違う雰囲気を感じ取るのが得意な“面倒な人”は、職場に必ず1人はいるものと心得ておいてください。
彼との連絡は“プライベート”で
会社からメールアドレスが支給されている人、パソコンにメッセンジャーが設定されているなど、その気になれば仕事中に彼と連絡がとれる人もいると思います。
ですが、絶対に「社内用の連絡手段」は使ってはいけません。送受信履歴は当然ながら残ります。他の人に見られてしまったら大変ですし、真剣にお付き合いしているのなら、尚のことケジメは大事です。ヘタをすると彼宛のメール画面をこっそり覗かれていた、などということも。
彼との連絡は、プライベートで使っているメールやLINEなどの方法で行うようにしましょう。
待ち合わせは職場から離れた場所で
仕事帰りにデートできるのは、お互いのスケジュールが把握しやすい社内恋愛のメリットですが、待ち合わせには充分に注意を払いましょう。
会社から一緒に帰ることや最寄り駅での待ち合わせだと、同じ会社の人にバッタリ、なんていうことは普通にあり得ます。
幾つか離れた駅や食事をする店など、職場から離れたところを選ぶのが、かしこい待ち合わせ方です。
メリハリ効かせて恋愛を楽しもう
いろいろ確認してきましたが、ひと言で言えば「公私混同しない」です。
それに、このほうが仕事と恋愛の両方にメリハリが効いて、2人きりで会える時間が楽しく盛り上がると思いませんか?
もしもバレてしまったときでも、しっかり両立ができていれば、周りの反応も違ってきます。普段からの心がけが大切なのです。